躊躇を捨てる
- 8月21日
- 読了時間: 3分

直近、とある3社の経営幹部のコーチングセッション中に感じたことです。
みな共通して「迷い」のようなものを抱えていました。
そしてその「迷い」を紐解いていくと「自分の本音をダイレクトに言えない」ということが分かりました。
経営幹部なので、もちろん実力も、経験も、社長からの信頼もあります。
経営幹部なので、会社の中枢として事業・組織の方向性にダイレクトに影響を与える人たちです。
なのに、「本音をダイレクトに言えない」。
これは一体どういうことでしょうか?
例えば、経営会議で組織体制についての議論をしている時。
発言権の強い人がAという意見を出し、他の幹部が全く異なるBという意見を出したケースの場合、先ほどの3社の人たちは、自分の本音は傍に置いといて、「AとBの意見が衝突することなくまとまるには?」という視点から自分の意見っぽい2人の意見の折衷案にすぎない意見を出すのです。
そうなるとどうなるか?
その場、その表面的には議論はまとまります。
ただ、肝心なその人たちの「本音」は置き去りにしたまま「現実」はどんどん進んでいきます。
現実が進めば進むほど、後から違和感や「やっぱり本当は言いたかった」が大きくなっていきます。
本音に蓋をされたままなので内面的ストレスが高まり続け、会議で決まった現実のプロジェクトにも力が湧きません。そりゃモヤモヤするわけです。
そんな3社の方々との1on1でした。
率直に、「あぁこれが忖度というやつだな」と思いました。
自分の意見を言っているようで、本当は言っていない。衝突を避けるために。
皆さんならこのケース、どうしますか?
私の意見としては、(その方々にお伝えしたフィードバックとしては)
意見はズレて上等。同じわけがありません。
まず自分の本音を言う。そしてその場にいる一人一人の本音を認識する。10人いたら10通りの本音があるわけです。ズレて当たり前です。まずその認識の土台が整った上で”じゃあどう一つにまとめていくか?”を議論するプロセスに意味があるわけです。
それなのに意見のズレや衝突を恐れて、他者の顔色を伺ってそれっぽい意見を出してうまく議論をまとめようとする考えは、事業・組織の本当に目指す姿から目を逸らした単なる自己防衛にすぎず、全く本質的ではありません。意見はズレて上等。本音を出すことを恐れないでほしいです。
この話をした時、皆さんそろって肩の荷が降りたような表情をされました。
それと同時に気付いたこととして、「もしかすると、想像以上に自分の本音を言えている人は少ないのでは・・・?」と思いました。
それが経営幹部ともなると企業力・ひいては社会力に直結するなと感じています。
この課題をどのように変えていくか?は試行錯誤どころですが、単純なアドバイスとしては「躊躇を捨ててみる」です。
もう、躊躇とかどんどん捨ててみませんか?
躊躇を捨てた先に新しい自分が待っています。
そんな自分へと変わっていきませんか?
つづく






























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